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丹下健三の隠れた名建築

設計のオチです。
先週、お休みをいただきまして奥さんと淡路島に観光に行ってきました。

先ずは大鳴門橋。この距離で見ると橋梁の豪快さが伺えます。
しかし、シャープさではしまなみ海道でしょうか。

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淡路島は鳴門海峡の渦と玉ねぎが有名との事ですが、
ここまでやるかという地元アピールには関心致しました。

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本当の目的は、丹下健三の隠れた名建築「戦没学徒記念若人の広場」を見るためです。
山頂付近に建築されているのですが、建築に携わった方々は、
資材を運ぶだけでも大変だったろうなという立地にそびえ建っています。

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7年ほど前に見学に来た時は、震災の影響で閉鎖され、
老朽化も相まって廃墟のような状態だったのですが、
戦後70年の節目のシンボルとして見事に蘇りました。

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連続するカマボコ状のコンクリートスラブの影響で
柔らかい光となって入ってくる自然光が
安らぎを感じられる空間になっているように思いました。

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ここに「永遠の灯火」が点火されています。
この素晴らしい造形のモニュメントもコンクリートで出来ています。
携わった型枠大工さん凄いですね。

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第二次大戦中に戦没した約20万人の学徒を慰霊する全国唯一の施設だそうです。
関西本面に車で行く予定のある方は、
淡路島南インターを降りて車で20分ぐらいのところですので、
寄り道がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
とにかく感動します。

以上、設計のオチでした。

2015年07月07日豆知識| 投稿者:重松建設重松建設
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