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今治の工務店 井上和彦氏記念講演 封印された感動の近現代史

昨日は、今治商工会議所創立120周年記念講演会に行きました。

井上和彦氏は産經新聞「正論」執筆メンバーですね。

いつも正論ありがとうございました。

沢山の感動のお話しを頂きましたが、その一つだけ紹介します。

 

現在のウクライナ戦争の切り口から、何故ポーランドに避難した

ウクライナ人の女の子が描いた地球の絵に、ウクライナ・ポーランド

日本の国旗が描かれてあるか?

現在のロシアがウクライナ人をロシアに連れ去るように、

今から100年余り前にロシアが15万人以上のポーランド人を、

シベリアに抑留しました。ポーランド人は極寒の地で過酷な労働を

強いられ、次々と命を失い、数多くの孤児が生まれました。

ポーランド救済委員会は欧米諸国に救済を求めるが全ての国が拒絶。

日本政府のみ、日本赤十字と日本軍が孤児受け入れを決定。

1920年7月、ロシアのウラジオストックから敦賀港に孤児を受け

いれ、計765名にも及びました。

保護された孤児たちは、日本赤十字の手厚い保護の下に置かれました

子供たちがポーランドへ帰国する日が来ました。

出港の間際、子供たちは船のデッキに並び、両国の国旗を手に

しながら、「君が代」と「ポーランド国歌」を斉唱し、

「アリガトウ」「サヨウナラ」と叫んで別れを惜しんだ。

その、100年余り前の恩を忘れずに、

ポーランドは今もヨーロッパ随一の親日国だそうです。

ポーランド行ってみたくなりましたね。

2022年10月01日社長のひとり言| 投稿者:重松 宗孝重松 宗孝
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