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今治の工務店 舞鶴引揚記念館 ラーゲリより愛を込めて クロ

12月3日に「岸壁の母」で有名な舞鶴引揚記念館に行きました。

 

舞鶴引揚記念館の中に、映画「ラーゲリより愛を込めて」の告知コーナーがありました。

 

昨日ようやく観に行くことが出来ました。

「ラーゲリ」とは、シベリアの強制収容所のことです。

あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下において、ただ一人、生きることへの希望をしてなかった

山本幡男の実話です。是非ご覧下さい。

 

犬好きの私は、どうしても「クロ」に目がいきますね。

なんと、この「クロ」も実話です。

 

実際の写真です。「クロ」の紹介だけさせてください。

ハバロスク収容所で日本人抑留者が飼っていたメス犬で、全身が黒かったためクロと呼ばれてました。

人なつっこい性格から抑留者にとても可愛がられ、心の支えになっていました。

昭和31年(1956年)12月24日早朝、最後の引揚船「興安丸」がナホトカ港に到着。

辛苦を共にした「クロ」も連れて行きたいと訴えたが、乗船は許されませんでした。

しかし、「クロ」は出港した「興安丸」を追って氷の上を走り、ついには流氷漂う海へクロが飛び込み、

必死に泳いできました。たまりかねた船長は船を停止させ、縄ばしごを下ろして船員が「クロ」を

抱き上げました。無事、舞鶴港に到着した「クロ」は地元の人に引き取られ、数年後に産んだ子犬のうち

1匹が、当時の船長に贈られたそうです。 ※文章長くてすみません。

映画の中で、流氷の中を泳いで追いかけてくる「クロ」を心配そうに見守るシーン

 

この2年後の昭和33年(1958年)に、記憶した「山本幡男」の遺書が妻「モジミ」に、

届けられました。

その翌年昭和34年(1959年)に私は生まれました。

ずいぶん昔の話のようですが、少し前の話ですね。

平和な日々と共に今まで生きて来れたのは、日本のために頑張って頂いた人々のお陰と感謝します。

 

2023年01月07日社長のひとり言| 投稿者:重松 宗孝重松 宗孝
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