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『作業療法士が伝えたい ケガをしない家づくり 住宅内事故を防ぐ50の方法』を読んで。

設計室の多田です。

 

令和6年が始まって、早くも5日が経過しました。本年もよろしくお願いいたします。

 

さて、今回ご紹介する本は満元貴治著『作業療法士が伝えたい ケガをしない家づくり 住宅内事故を防ぐ50の方法』です。

あらすじ…家の中でたくさん事故が起こっているのを知っていましたか? 作業療法士が伝える住宅の新常識! つくり手、住まい手、すべての人に知ってもらいたい。

 

本書は、作業療法士の著者が伝えたい、ケガをしない家づくりをするためのノウハウが書かれた本です。

 

前回、ユニバーサルデザインの考え方を持った設計が大切だということを本で学びましたが、今回は住まい手がどのような場面でケガをし、それを防ぐためにはどうすればよいのかについて読ませて頂きました。

 

住宅内で起きる事故として最も多いのが”転倒”、次いで多いのが”転落”です。東京消防庁管内では2020年の転倒・転落による高齢者の救急搬送人数は約6万人、その内、転倒の60%、転落の78%が「住宅」で発生しています。

 

住宅内の発生場所で最も多いのは、転倒は「リビング」、転落は「階段」です。

 

ホームハザードの例として、以下のようなことがあります。

  • リビング、寝室、トイレ、洗面室、浴室の段差
  • 手すりがない、暗い階段
  • 玄関の上がり框
  • 手の届かない位置の収納
  • カーペットや電化製品のコード、おもちゃの散乱

 

これらは、一般的な家庭にも存在するリスクです。本書には、それを防ぐための対策が詳細に載っていますので、是非読んでみて下さい。

2024年01月05日本の紹介| 投稿者:tadatada
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