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『こんなにおもしろい建築士の仕事』を読んで。

設計室の多田です。

 

前回書いた、来島海峡大橋の原付道を降りてすぐの桜並木も満開になっていました。日本の春と言えば、やっぱり桜ですね!

 

さて、今回ご紹介する本は石井大一朗著『こんなにおもしろい建築士の仕事』です。

あらすじ…日本において、建築士に何が期待されているでしょうか。高度経済成長時代の建築物・インフラは建て替え期に入り、また空き家・空きビルの活用は社会的なテーマになっています。新しい時代の建築のニーズは広がっています。こうしたニーズに応えるべく、私は建築士としての活動できる仕事の領域を広げてきました。その歩みを分かりやすく紹介したいと思います。

 

本書は、著者がどうして建築士になろうと思ったのか、建築士とは何か、建築士の仕事、求められる建築士の力、などについて、著者の視点からわかりやすく書かれている本です。

 

建築家の書かれた本は、建築家の思想が色濃く反映されていることが多いですが、この方の考えは、私の持っている考えと似通っているところがあり、とても読みやすかったです。

 

こういう本を出されるくらい有名な方は多彩な方が多いですが、この方はまず建築ありきで仕事を考えられていて、好きだからこうしたいああしたいという考えが生まれて、それをするためにどう動けばいいのかを考えられていて、根っからの建築好きなんだなと思いました。

 

私は元々、橋の設計がしたくて大学まで勉強して来ましたが、具体的に橋の設計をするために必要なスキルというのは、全く身に付きませんでした。

 

漠然とただ橋の設計がしたいと思っているだけでは、夢は叶わないし、今考えると、本当にやりたかったことではなかったんだなと思います。

 

縁あって今の仕事をやらせてもらっていますが、私の根底にあるのは、自分が何か実現したい、ではなく、人の為に自分が出来ることをしたい、のだなと思っております。

 

私は、私の出来ることを精一杯頑張らせていただきますので、本年度もどうか宜しくお願い致します。

2023年04月07日本の紹介| 投稿者:tadatada
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