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『鳶 上空数百メートルを駆ける職人のひみつ』を読んで。

設計室の多田です。

 

もうすぐハロウィンですね。ハロウィンに向けて、6編ほど100文字小説を書きました。二日に1編ずつ、『ノベルアップ+』という小説投稿サイトにアップしています。『一KOH ノベルアップ』と検索するといろいろ出てきますので、もし興味のある方はぜひ調べてみて下さい。

 

さて、今回ご紹介する本は多湖弘明著『鳶 上空数百メートルを駆ける職人のひみつ』です。

あらすじ…1997年11月5日、午前6時40分。まだ薄暗く、肌寒い朝。仕事中の事故で、一人の仲間が目の前でこの世を去りました。その時彼はまだ、21歳という若さでした。彼の仕事は、鳶。私は、鳶を通じて、「自分が出来ることは何か」を自問自答し、『鳶の仕事を写真と文章で表現する』という活動をすることで、仲間の生きた証、自分自身の生きた証を残し、存在意義を見出そうと考えました。自分の言葉で伝えておきたいことがある。一人でも多く、私を通じてとび職を知ってもらいたい。この目で見たもの、感じたことを、みなさんの鳶を知る術として欲しい。

 

本書は、鳶職人である多湖弘明氏が鳶の世界で生きてきて見てきた、感じてきた、鳶のリアルというものを克明に綴った本です。

 

その仕事を知るためには、その道のプロに教えてもらうのが一番良く、鳶のリアルな世界を知りたい方はぜひ読んで貰いたい一冊でした。

 

この本を読んで、一番に感じたことは「鳶にはなりたくない」でした。

 

鳶にはなりたくありませんが、鳶として誇りを持って生きている多湖氏の生き方、考え方には学ぶべきところが沢山ありました。

 

私はどうだろうか? と考えた時に、私は多湖氏のような生き方は出来ないなと思いました。

 

しかし、私は私なりに自分の生き方を模索して、人生が輝けるように頑張りたいと思いました。

2023年10月27日本の紹介| 投稿者:tadatada
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