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設計室の多田です。
この前、原付に乗っていたら滑って転げかけたので後輪のタイヤを新調しました。7000円近くしましたが、転んで怪我をするよりかは大分ましです。
さて、今回ご紹介する本は吉田鋼市著『日本のアール・デコ建築物語』です。
あらすじ…アール・デコの基盤となった人々と社会の物語。木子七郎、金重業、野田俊彦、阿部美樹志など今まで注目されてこなかった建築家の仕事にスポットをあてる。また浄水場、配水塔などの水道施設や橋など近代を作ってきた土木技術者のデザインとアール・デコの関係をとらえる。
本書では、あまり名前が挙がらないニッチな人々の建造物にスポットを当てて、その人々がどのような仕事をしてどんな功績を残したかが書かれています。
まず、アール・デコがわからなかったのでネットで検索したのですが、ウィキペディアにはこう書かれていました。
『一般にアール・ヌーヴォーの時代に続き、ヨーロッパおよびアメリカ合衆国(ニューヨーク)を中心に1910年代半ばから1930年代にかけて流行、発展した装飾の一傾向。原義は装飾美術。』
なるほど、よくわかりません。
とりあえず、写真が沢山差し込まれていたのでみましたが、規格化された一様な形ではなく、幾何学模様のような独自の装飾を施した建築物をアール・デコ建築物というのだという理解をしました。
アール・デコ建築の一つである愛媛県庁もなるほど個性的で他にはない装飾が施されています。
私は芸術肌ではないので、アール・デコ建築はとても真似できなくて読んでいて凄いなと思いました。
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