スタッフブログ
STAFF BLOG
本の紹介設計室の多田です。
紙の本は好きですが、自分で買う時は電子書籍を買うようになりました。場所を取らないし、しおりもいらないので、中々良いなと思っています。
さて、今回ご紹介する本は立松和平著『さがしてみよう日本のかたち 一 |寺|』です。
あらすじ…法隆寺をはじめ、寺の屋根、軒まわり、柱、窓、扉、縁、庭、門、塀などには、複雑だが重厚な、飛鳥時代以降の面白い「かたち」がいっぱい。いずれも仏陀を偲ぶ先人達の知恵とセンスの結晶。
本書は、ページいっぱいの写真とともに、お寺の各パーツの説明を詳細にしている一冊です。
お寺というのは、先人達が残した日本古来の木造建築ですが、各パーツに名称がついていて、寺好きじゃないと中々覚えられないよなと思いました。
現代はとにかく効率性と機能性を重視しますが、お寺の荘厳な装飾は見る者を圧倒する力がありますよね!
何かと忙しい現代ですが、心にゆとりを持って生きたいなと思いました。
設計室の多田です。
暑い日が続きますね。ついついだらけたくなりますが、そこを踏ん張らないといけませんね。
さて、今回ご紹介する本は伊藤隆之著・写真『もう二度と見ることができない幻の名作レトロ建築』です。
あらすじ…取り壊されてしまったという事実は変えようがない。もはや実物を見ることが叶わないのであれば、せめて写真のなかで失われた名建築の素晴らしさを堪能していただきたい。
本書は、現在は取り壊されてしまい見ることが出来ない様々なジャンルの名建築を43選び出し、一冊にまとめられた本です。
写真や映像というのは、その時の光景をありのままに保存する素晴らしい手段だと感じました。
本当に現在ではないのかもったいないと思うほど素晴らしい建造物ばかりでした。
「形あるもの皆いずれなくなる」この真理は揺るがないものではありますが、このようにそれを保存しようとする人たちのおかげで、私は在りし日の光景を見ることが出来ました。
時代は移り変わり、建築物も姿かたちを変えていきますが、その時代にマッチしたものを造っていきたいと思いました。
設計室の多田です。
いよいよ明日から高校野球愛媛県大会が始まります。今年はどこの高校が甲子園への切符を手にするのか楽しみです。
さて、今回ご紹介する本は伊藤隆之著 米山勇監修『世界がうらやむニッポンのモダニズム建築』です。
あらすじ…独創的なデザインに世界も注目! モダニズム建築はこう楽しむ!
本書は、主に戦後から1970年代の高度経済成長期に建てられた日本のモダニズム建築を紹介する本です。
モダニズム建築は機能主義の原理に基づいて建てられた建築様式であり、その本質は「空間」の構成にあると著者は述べています。
モダニズム建築といえば、その独創的なデザインに目がいきます。この世界の人間ならだれもが知っているであろう、ル・コルビュジエは「建築は機械のようにそれを使いこなす人間のためのものであり、その建築に与えられた目的や機能を考えて設計されるべきだ」ということを、「住宅は住むための機械である」と表現しました。
モダニズム建築を楽しむには、ただ建物を眺めるのではなく、そこに「人が移動する様子」まで見てこそ、初めて空間の構成が分かるそうです。
確かに、建築物はただ見て楽しむものではなく、実際に我々人間が住み使うことがその本来の目的です。
モダニズム建築は建築物としての本来の役割もしっかりと持っており、後世に残していくべき建築ではないかと私も思いました。
設計室の多田です。
早いものでもう7月ですね。相変わらず、耐震案件が多いですが頑張っていこうと思います。
さて、今回ご紹介する本は前田邦江著『耐震シェルターがわかる本』です。
あらすじ…大規模地震での死因の8割は「住宅の倒壊による圧死」。住宅全体の耐震改修は「予算がない」「引っ越しが大変」といった理由で難しい場合でも、コストを抑え寝室など主要な一室だけに施工できる「耐震シェルター」の10の工法を、多数の写真とイラストでわかりやすく紹介。「もしも」の時に命を守る究極の耐震技術がわかる一冊。
本書は、主要な一室だけに施工して大地震に備える「耐震シェルター」について詳しく書かれた本です。
耐震シェルターについては、今治市では現在1件申請があるみたいですが補助金は確かなかったのではないかと思います。今治市役所と協議を重ねたら、もしかしたら補助金がおりる仕組みなのでしょうか?
そのあたりはよくわかりませんが、今回耐震シェルターの本を読んで感じたことは、地震はいつ起こるかわからないから、1室だけでは不安に感じる人も多いのではないだろうか?です。
確かに耐震シェルターの方が安価でできるとは思いましたが、守られる部分が限定的なのでどうなのかなと感じました。
耐震改修工事をすることは自分の命を守ることはもとより、家が崩れて道路を塞ぐことを防ぐことにも繋がります。
今年度から、耐震改修に関する今治市から出る補助金額も上がりましたので、興味のある方はぜひ一度ご相談下さい。
設計室の多田です。
今日は夏至ですね。日が長いと活動的になれるので良いですね。
さて、今回ご紹介する本は日経アーキテクチュア著『水トラブルの重要事例が満載 雨漏り・結露の解決集』です。
あらすじ…太陽光パネルで結露は増加? 緑化で防水が台なしになる? 外断熱で結露しやすくなる? 地下水位上昇で防水は見直し? 住宅瑕疵担保履行法で水対策は? などなど100件以上の重要事例で解決策を提示。
本書は、実例を取り上げながら、雨漏り・結露に関する知識・解決法が詳細に書かれている本です。
雨漏り・結露に関するトラブルはよく聞きます。雨漏り・結露はよく起こるトラブルですが住宅寿命に直結するので重要です。
国を挙げて、住宅寿命を長寿命化させようとしていますが、この分野についてはしっかりと押さえておく必要があるなと感じました。
今回読んだ本は2011年に発行されたものであり、アップデートされた部分もあると思いますが、様々な事例を知っていてその解決策を知っておくことは大事だと感じました。
設計室の多田です。
新しいノートパソコンを買いました。高い買い物でしたが、今まで使っていたノートパソコンよりも遥かに性能が上がったので嬉しいです。
さて、今回ご紹介する本は元田良孝、宇佐美誠史共著『エスカレーターのかがく 交通・輸送手段から考える』です。
あらすじ…とても身近で、多くの人が、普段意識することなく使用しているエスカレーター。その本当に安全で効率的な使い方とは?
本書は、エスカレーターについて、その歴史・構造をはじめ、安全性や輸送特性など今まで取り上げられてこなかった側面にも光を当てて、「交通手段」としての特徴をわかりやすく解説した本です。
エスカレーターに関する本は、以前「すごいエスカレーター」という本を読みましたが、その本がエスカレーターのデザイン・意匠について解説していたのに対して、この本は輸送装置としてのエスカレーターの特徴について取り上げています。
今回の本は、参考文献を多用しながら統計や表といったデータを持ち出し、論文を読んでいるような読み物でしたが読みにくくはありませんでした。
エスカレーターは登場してまだ年月が浅い乗り物ですが、駅やデパートには欠かせない乗り物となっています。
輸送装置としてのエスカレーターが、今後ますます安全で便利な乗り物となることを期待しています。
設計室の多田です。
ムシムシして、蚊も飛ぶようになりもう夏が始まったなと感じます。合羽が手放せないこの季節、安全運転で行きたいと思います。
さて、今回ご紹介する本は山田佳世子著『日本でもできる! 英国の間取り』です。
あらすじ…英国の家の間取りは歴代住人のメンテナンスの積み重ねであり、住み継ぐという概念が乏しい日本の家とは異なります。世代を超えて愛される英国の家の物語を読んでいただくことで、100年後、日本の家も住み継がれる家になっていればと思います。
本書は、著者が長年かけて訪問した英国の家の間取りを、その特徴を交えながら解説している本です。
外国の一般住宅のことについてそういえば勉強したことがなかったかもしれないと思い、読んでみました。
日本では、新築というだけでその価値はかなり高いですが、英国では様々な時代の家が混在しています。もちろん、日本と気候や風土が違いますからその価値観も異なって当然ですが、イギリスでは、1940年代の家よりも、1600年代の家の方が残っていたりするみたいです。
日本人が一生のうちで家を住み替えるのは1軒か2軒というところですが、イギリス人は5軒~6軒は住み替えるそうです。現時点で家族に合った家を購入し、合わなくなったら買い替えるのです。
その他にも、日本人が聴いたら「えっ?」となるようなお話がたくさん書いてありました。
海外を旅すると価値観が大きく変わると言いますが、この本を読んで、建築に関しても全然違う価値観を持っているのだなと思いました。
設計室の多田です。
日が長くなり、気温もぐんぐん上がってきました。四季の中ではこの春から夏に向かっていく季節は好きなので、よく味わいたいと思います。
さて、今回ご紹介する本は田鎖郁男著『そうか、こうやって木の家を建てるのか。 「200年住宅」と工務店選びの知恵』です。
あらすじ…200年住める理想の「空間」を手に入れるすべてのノウハウがこの一冊に!
本書は、著者がこれから家を建てようと思い立った人々のために書いた本です。
この本を読んで、なるほどと思わされたものも沢山ありました。
大工さんとは、
・荒っぽい
・金儲け主義
・行き当たりばったり
・大雑把
・うまくコミュニケーション出来ない
・職人気質
私もこの業界に入るまで、大工さんとはこの本に書かれているようなイメージを少なからず持っていました。
この業界に入って、そのイメージは一新されました。「百聞は一見に如かず」実際に関わってみないとわからないことはあるものですね。
この本が発刊されて13年が経っていますが、今でも知っていた方が良い知識が色々と詰め込まれた一冊でした。
設計室の多田です。
この間、通勤途中にあるダイレックスに寄ってみたのですが、今ハマっているサワーズグミが安売りしていましたが、売り切れていました。こういう安売りを察知できるアンテナが欲しいと思いました。
さて、今回ご紹介する本は佐藤実著『ぜんぶ絵でわかる6 建物が壊れない仕組み』です。
あらすじ…見える! 伝わる! 使える! 重さ・かたち・つよさ・空間・地震・橋・木造…「建物が壊れない仕組みの基本」を徹底図解!
本書は、主に地震により建物が倒壊しないための仕組みについて詳細に書かれている本です。
この佐藤実という方もYouTubeでチャンネルを持っており、広く情報発信をされている方です。
建物が壊れない仕組みについては、私も長年耐震診断に関わっており構造に関する勉強も行っておりますので、理解は出来るのですがそれをお客様にうまく説明できるかと言われるとうーんと首をひねってしまいます。
学習したその時はわかっていても、すぐに忘れてしまうのが厄介な所です。
やはり、何度も繰り返し学習し長期記憶として定着させることが重要だと感じました。
今回読んだ中で、最も心に残ったのが木造住宅は構造区画を考えずに自由設計で先に間取りを考えてから建ててしまうという話で、確かに鉄骨造や鉄筋コンクリート造でそんなことはありえないことで、耐震性を考えると木造だからそれを先に考えなくてもいいということにはならないなと思いました。
耐震性をあげることは地震が来た時の予防でありますが、エアバッグが付いていない車に乗るのは怖いと思うように、耐震性のない木造住宅に住むのは怖いという意識もしっかり持つことも重要ではないかなと思いました。
設計室の多田です。
夏ミカンがすごく美味しいです。今の時期は冷蔵庫で冷やした夏ミカンですね!
さて、今回ご紹介する本はあなたの理想不動産著『クセがスゴい不動産』です。
あらすじ…あなたはどんな家に住んでみたいですか? あなたの理想に適う、そんな物件探しの一助になれば幸いです。
本書は、YouTubeチャンネルでおなじみ、「あなたの理想不動産」が紹介する、変化球物件、ミニマム物件、面白おしゃれ物件、謎物件、ハイクラス物件、など通常の物件とは一味違った物件を紹介した本です。
「あなたの理想不動産」のYouTubeチャンネルは私も登録していますが、このチャンネルは東京を中心にさまざまな物件をYouTubeで紹介している物件紹介メディアです。
地方では見られないクセのある物件が紹介されていて、見ていてこんな物件もあるのかと感心させられます。
土地が限られている東京ならではのアイディア物件も多数出てきており、都内でも一風変わった物件に住んでみたい方は要チェックですよ!
資料請求・お問い合わせ
まずは資料が欲しい!という方はこちら。お問い合わせ後の営業はいたしませんのでご安心ください。
見学会や相談会の予約
経験豊富な家づくりのプロによる個別無料 相談会をほぼ毎日受付けています。
イベント情報
気軽に重松建設のことが知りたい方は オープンハウスやイベント情報をチェック!
お気軽にお問い合わせください
営業時間:9:00〜19:00(年中無休)
COPYRIGHT © SHIGEMATSU CONSTRUCTION CO.LTD. ALL RIGHTS RESERVED.