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本の紹介
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『図解と事例でわかる 省エネ基準』を読んで。

設計室の多田です。

 

愛媛県のダム貯水率、ちょっと心配です。今後も雨があまり降らないようなら、一般家庭でも取水制限があるかもしれません。まとまった雨が降って欲しいものです。

 

さて、今回ご紹介する本は田中直輝著『図解と事例でわかる 省エネ基準』です。

あらすじ…改正省エネ基準(2013)に完全対応! 改正のポイントから、評価法、関連制度・設備まで「省エネ基準」の全体像がわかる。

 

本書は、2013年10月に改正・施行された「改正省エネルギー基準」の基本状況を紹介するとともに、住宅・建築物分野における省エネ動向全般について解説しています。

 

2025年に省エネ基準法はまた改正されますが、その復習も兼ねて読んでみました。

 

省エネ基準の考え方は、私の知らない部分も沢山あり、重点的に勉強をしなければいけないなと考えている分野です。

 

木造住宅の設計においても、省エネ基準義務化が始まりますので、勉強していないと仕事ができなくなってしまいます。

 

国土交通省からも、色々とお知らせが届くのですが、とても量が多く大変です。しかし、対応していけるように私も頑張りたいと思います。

2024年02月09日本の紹介| 投稿者:tadatada

今治の工務店 グリーン車と俵万智

昨日は、立川市までJRで移動しました。

長旅と術後の体調管理のため、グリーン車を利用しました。

快適でしたので、読書も進みますね。

 

俵万智さんの短歌に出会いました。

「優しさにひとつ気がつく ×ではなく◯で必ず終わる日本語」

素晴らしい。。。

 

「サラダ記念日」はベストセラーでしたね。

サラダだけにグリーンがよく似合う・・・

 

ちなみに俵万智さんは、私より3歳年下です。。。

2024年02月07日本の紹介| 投稿者:重松 宗孝重松 宗孝

『隈研吾建築図鑑』を読んで。

設計室の多田です。

 

能登半島地震の影響か、耐震診断の案件が大量に来ました。期限付きの仕事なので、テンポよくやっていけたらと思います。

 

さて、今回ご紹介する本は宮沢洋著『隈研吾建築図鑑』です。

あらすじ…びっくり系、しっとり系、ふんわり系、ひっそり系……国内50選を徹底図解。ロングインタビューや独自の進化図も収録。M2から国立競技場まで、日本を代表する建築家の進化をたどる。

 

本書は、隈研吾氏が関わったプロジェクト50件について、宮沢洋氏が「びっくり系」「しっとり系」「ふんわり系」「ひっそり系」の4つに分類し、それぞれ完成年の早い順に掲載しています。

 

私が持つ隈研吾氏のイメージは、国立競技場を創った建築家である、というイメージです。

 

有名建築家であることは知っていましたが、「亀老山展望台」も隈氏が創ったということを知り、少しだけ身近に感じました。

 

宮沢洋氏の絵と文は、前に水族館建築の本を借りた時に見ましたが、味のある素敵な絵だなと思いました。

 

今回は、『建築用語図鑑 アジア篇』を読んで感想を書く予定でしたが、借りられていましたので、この本になりました。次回こそは、『建築用語図鑑 アジア篇』を借りたいと思います。

2024年02月02日本の紹介| 投稿者:tadatada

『建築用語図鑑 西洋篇』を読んで。

設計室の多田です。

 

先週の火曜日、急に大きな耳鳴りが止まらなくなり、その日に耳鼻科に行きました。「右耳の聴力が弱くなっている」そう言われました。4日分の薬を貰い、先週の金曜に再検査したのですが、聴力が元通りになっていました。早めの処置は大事ですね!

 

さて、今回ご紹介する本は杉本龍彦ほか5名共著『建築用語図鑑 西洋篇』です。

あらすじ…建築の歴史ってこんなに面白かったのか! ワクワクしながら知識が身につく、最高にたのしい建築講義! 古代~現代までの約4500年間の西洋建築の歴史を総ざらい!

 

本書は、西洋史に沿って建築用語をわかりやすく紹介している本です。

 

私は、歴史をあまり勉強してきていませんでしたので、この本を読んで初めて知る内容もありました。

 

特に近世の建築用語は聴きなれませんでした。バロック建築やルネサンス建築、新古典主義なんかは聴いたことがあったのですが、マニエリスムやロココ、グリーク・リバイバルなんかは初耳でした。

 

日本建築史と比べて、聴きなれない用語が沢山あり、勉強になりました。

 

次回は、アジア篇となります。世界中どこを見渡しても建築様式の流行り廃りはあるようなので、アジアではどういった建築様式が出てくるのか楽しみです。

2024年01月26日本の紹介| 投稿者:tadatada

『建築用語図鑑 日本篇』を読んで。

設計室の多田です。

 

蜜柑を沢山貰うのですが、暖冬の影響で蜜柑が腐るのが早く、全て食べられません。蜜柑は好きですが、蜜柑ばかり食べているのも飽きてきています。

 

さて、今回ご紹介する本は中山繁信ほか5人共著『建築用語図鑑 日本篇』です。

あらすじ…楽しみながら知識が身に付く教養としての建築学。古代~現代まで約1300年の歴史を総ざらい! ビジネスシーンで役に立つ、これからの武器になる。

 

本書は、建築用語を図解しながら楽しく学べる本です。この本は日本篇ということなので、主に日本建築で使われる建築用語が出てきます。

 

今回読んだこの本は、建築用語がわからない人向けに創られているのでわかりやすいはわかりやすいですが、建築史を知らないと理解できない部分もあるだろうなと思いました。

 

建築士試験などの試験では特に、広範囲知識をしておかなければいけませんので、こういった建築用語もしっかり覚えていく必要があるだろうなと思いました。

 

この本を読んで、時代ごとに日本の建築様式や素材、建築スタイルがどんどん移り変わっていくのを観るのも楽しかったです。

 

今回の本、続巻が何冊か出ていますのでまたそれも図書館で借りて読んでいきたいなと思います。

2024年01月19日本の紹介| 投稿者:tadatada

『データで納得 子育て世代の安心・安全住宅』を読んで。

設計室の多田です。

 

毎年、真冬になると脱衣室に電気ヒーターを置くのですが今年はまだ出していません。このまま出さずに乗り越えられるのか、果てさて。

 

さて、今回ご紹介する本は住まいの安全を考える会編著『データで納得 子育て世代の安心・安全住宅』です。

あらすじ…家庭内事故による死亡件数が交通事故死を上回る時代になりました。住宅にも安全対策が必要です。幼児や子供の家庭内事故防止を中心に、住まいを見直してみませんか。

 

本書は、住まいの安全を考える会所属の子育て住宅に一家言ある方々がまとめた子育て世代にとって安全・安心な住宅づくりについて書かれた本です。

 

前回、前々回とユニバーサルデザインの考え方について学んできましたが、今回も住宅で子供やお年寄りが事故を起こさないための工夫・取り組みについて色々と書かれていました。

 

今回の本は12年前の本で、出典データは古いのですが、書いていることは今の私達にも有益な内容が書かれていました。

 

現代では、省エネルギー住宅について、かなり叫ばれておりそれに対する対応が急がれておりますが、こうしたユニバーサルデザインの考え方も、もちろん取り入れた家づくりを心掛けたいと思います。

 

住宅に求められるものはますます多くなっており、住宅の高価格化も進んできております。

 

基準は上がることさえあれ下がることは決してないので、これからもこの流れは続いていくものと思われます。

 

ご予算の都合で叶えられないご要望もあるかと思いますが、叶えられるよう私達も精一杯考えますので、是非お申し付けていただければと思います。

2024年01月12日本の紹介| 投稿者:tadatada

『作業療法士が伝えたい ケガをしない家づくり 住宅内事故を防ぐ50の方法』を読んで。

設計室の多田です。

 

令和6年が始まって、早くも5日が経過しました。本年もよろしくお願いいたします。

 

さて、今回ご紹介する本は満元貴治著『作業療法士が伝えたい ケガをしない家づくり 住宅内事故を防ぐ50の方法』です。

あらすじ…家の中でたくさん事故が起こっているのを知っていましたか? 作業療法士が伝える住宅の新常識! つくり手、住まい手、すべての人に知ってもらいたい。

 

本書は、作業療法士の著者が伝えたい、ケガをしない家づくりをするためのノウハウが書かれた本です。

 

前回、ユニバーサルデザインの考え方を持った設計が大切だということを本で学びましたが、今回は住まい手がどのような場面でケガをし、それを防ぐためにはどうすればよいのかについて読ませて頂きました。

 

住宅内で起きる事故として最も多いのが”転倒”、次いで多いのが”転落”です。東京消防庁管内では2020年の転倒・転落による高齢者の救急搬送人数は約6万人、その内、転倒の60%、転落の78%が「住宅」で発生しています。

 

住宅内の発生場所で最も多いのは、転倒は「リビング」、転落は「階段」です。

 

ホームハザードの例として、以下のようなことがあります。

  • リビング、寝室、トイレ、洗面室、浴室の段差
  • 手すりがない、暗い階段
  • 玄関の上がり框
  • 手の届かない位置の収納
  • カーペットや電化製品のコード、おもちゃの散乱

 

これらは、一般的な家庭にも存在するリスクです。本書には、それを防ぐための対策が詳細に載っていますので、是非読んでみて下さい。

2024年01月05日本の紹介| 投稿者:tadatada

『【図解】高齢者・障害者を考えた建築設計』を読んで。

設計室の多田です。

 

今年の年越しは、例年よりも暖かいそうですね。寒いのは苦手なので、ありがたいですがお正月気分があまり出ませんね。

 

さて、今回ご紹介する本は楢崎雄之著『【図解】高齢者・障害者を考えた建築設計』です。

あらすじ…バリアフリーを取り入れることはいいことですが、それだけで高齢者が安全に長生きできるわけではありません。自立、そして健康に対する積極的な動機付けが重要です。

 

本書は、バリアフリーの基本、住宅でのバリアフリー計画と設計、特定建築物のバリアフリー計画と設計、について書かれた本です。

 

この本が書かれたのは、23年も前のことですが、バリアフリーの基本的な考え方は学べました。

 

建築設計にあたっては、何が出来て何が出来ないのか、何をさせるべきかなど繊細な優しい配慮を心掛ける必要があるということを学びました。

 

そして、高齢者と身体障害者などの特定の人のみを対象とするのではなく、一時的に重い大きい荷物を持った人、幼児や子供、妊婦、病人、けが人などを含め、いつどこでも誰もが利用しやすいように配慮した、共有のユニバーサルデザインを心掛ける必要があります。

 

ユニバーサルデザインの考え方は、価値観が多様化した現代においても大切な考え方なので、覚えておきたいと思いました。

 

2023年12月29日本の紹介| 投稿者:tadatada

『ぜんぶ絵でわかる5 RC造』を読んで。

設計室の多田です。

 

今日は冬至ですね。今週に入って急激に寒くなったので原付通勤は堪えます。明日から徐々に日が長くなっていくのは嬉しいです。

 

さて、今回ご紹介する本は中村敏昭著『ぜんぶ絵でわかる5 RC造』です。

あらすじ…高性能かつ耐久性に優れたRC造の設計・施工に必要な知識を完全網羅! RC造の生産に必要なポイントがぜんぶわかる。

 

本書は、材料の性質、構造的特徴、施工のポイントなど質の高いRC造の建設に欠かせない知識がぎゅっと詰まった一冊です。

 

RC造に関しては、大学の授業や実習でかなりやったので多少は覚えているのですが、この一冊を読めば、RC造に関してかなり詳しくなれますね。

 

RC造建築物は高層建築物には向いていないと言われていましたが、最近では技術の向上や新工法の登場によって、かなり高層の建築物でも造られるようになりました。

 

RC造は作り手の品質管理、施工のポイントをしっかりと押さえることによって100年以上の高寿命を生み出すことも出来ます。

 

私は木造建築士なのでRC構造物は扱えませんが、建築士としてその特徴はしっかりと頭に入れておきたいと思いました。

2023年12月22日本の紹介| 投稿者:tadatada

『ぜんぶ絵でわかる4 植栽』を読んで。

設計室の多田です。

 

今年も残り半月ですね。今年も色々ありましたが、一番のニュースは特殊詐欺に遭ったことです。数週間で何百万というお金がなくなっていきました。被害届も出しましたが、犯人は海外に居て、なかなか警察も手が出せないとのこと。それがなかったら、木造建築士にも合格して良い年だったのだけどな。

 

さて、今回ご紹介する本は荒木造園設計、上町研究所著『ぜんぶ絵でわかる4 植栽』です。

あらすじ…敷地条件に合わせた植栽計画の立て方、バランスの良い植物の組み合わせ、元気に育てるポイントなど、知っておきたい植栽のノウハウがぜんぶわかる。

 

本書は、美しい植栽計画に求められる空間構成の考え方や植物の植え方の要点をわかりやすく解説している本です。

 

今までに植栽について考えたことがなかったので、この本を読んで、植栽の世界も奥が深いなと思いました。

 

美しい庭を作りたい方、植栽計画をしっかり立てたい方など、植栽にこだわりたい方はぜひ読んで頂きたい一冊でした。

 

『ぜんぶ絵でわかる』シリーズも既刊しているのは残り一冊。借りられていなかったら、次回はその最後の一冊を読んでブログにしたいと思います。

2023年12月15日本の紹介| 投稿者:tadatada
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