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本の紹介
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『小さなリフォーム工務店・ひとり親方の徹底して地域密着で儲ける経営』を読んで。

設計室の多田です。

 

明日、明後日は「おんまく」ですね。コロナも5類に格下げして、人々の活気も戻ってきましたね。

 

さて、今回ご紹介する本は平野佑允著『小さなリフォーム工務店・ひとり親方の徹底して地域密着で儲ける経営』です。

あらすじ…「脱・下請け」するには、商圏は狭い方がいい!

 

本書は、これからの時代をつくるリフォーム工務店・ひとり親方の「脱・下請け」・地域密着経営へのスピード成功ノウハウとメリットを詳しく解説した本です。

 

小さな工務店の地域密着経営、興味が湧き読んでみましたがまあ面白かったです。商圏エリアは車で10分圏内くらいがいい、年に6回のポスティングがちょうどいい、など著者が実践している経営ノウハウについて経験を元に詳しく書いてくださっており、なるほどなぁと納得できる部分も沢山ありました。

 

重松建設も地域密着型でやらせてもらっておりますが、著者の平野さんは商圏エリアがさらに小さく、従業員数も少ないにもかかわらず、億単位の年商を叩き出しているというから驚きです。

 

小さな工務店だからこそ出来る経営戦略がいろいろとあって、とても学びになる一冊でした。

2023年08月04日本の紹介| 投稿者:tadatada

『お屋敷散歩』を読んで。

設計室の多田です。

 

いよいよ今日、高校野球愛媛大会の頂点が決まりますね。高校生らしいハツラツとしたプレーで頑張って貰いたいと思います。

 

さて、今回ご紹介する本は内田青蔵 文、小野吉彦 写真『お屋敷散歩』です。

あらすじ…お屋敷を見に行こう‼ 明治から昭和の、近代和風住宅、洋風系、モダニズム系──気品あふれる名邸の数々。

 

本書は、「お屋敷」を「和風系の住まい」、「洋風系の住まい」そして「モダニズム系の住まい」の三系統に分類して紹介しています。

 

私なんかは、お屋敷と聞くと洋風系のお屋敷を思い浮かべますが、確かに和風系のお屋敷もあったなと思いました。

 

観ている人にはわかると思うのですが、NHKで朝にやっているドラマで「らんまん」というドラマで、そこに出てくるヒロイン寿恵子が一時期通い詰めていた洋館が、正に私のイメージには合致します。

 

お屋敷は、その時代の最先端をいっていたわけですから、地元でも有名な資産家しか持てなかったと思います。

 

本書でお屋敷散歩させていただきましたが、やはり実際にこの目で見てみたいものです。耐震診断とか、難しそうですね。

2023年07月28日本の紹介| 投稿者:tadatada

『図解エコハウス』を読んで。

設計室の多田です。

 

去年の今頃は、暑さに苦しんでいましたが、今年からエアコンが付いたので快適な生活を送れています。

 

さて、今回ご紹介する本は竹内昌義、森みわ著『図解エコハウス』です。

あらすじ…これからは、エアコン1台で家中快適にできる家。 これまで以上に住宅の省エネが重要性を増してきました。知恵と工夫、技術によってエネルギーを無駄遣いせずに、快適に過ごせる家が求められます。本書は、省エネ化の具体策、快適空間づくりの仕組みをイラストとシンプルな言葉で説明しています。本当の省エネ住は、我慢を強いられることなく、とても快適な空間になることを、ぜひ知ってください。

 

本書は、あらすじにもあるように省エネ化の具体策や快適空間づくりの仕組みをイラストとシンプルな言葉で説明した本です。

 

第一章では、建築で出来ること、第二章では設備で出来ること、第三章では実際のエコハウスの例が紹介されています。

 

エコハウスである要素として、断熱、気密、蓄熱、日射・遮蔽などが挙げられていますが、一番重要なのは、「我慢せずに快適で居られること」、これが大事だと述べられていました。

 

私は、去年までエアコンのない生活をしてきましたが、エアコンを使うよりもエコかもしれませんが、我慢することは確かに身体には良くないことだなと思います。

 

家にいる時間は一番長いので、エコハウスにして、なおかつ我慢しなくていい快適な暮らしを手に入れましょう!

2023年07月21日本の紹介| 投稿者:tadatada

『暴風雨の雨水侵入から建物を守る本』を読んで。

設計室の多田です。

 

各地で豪雨災害が起きていますが、特に九州と中国地方は大変ですね。うちの弟が九州に住んでいるのですが、雨漏れがひどいと言っておりました。

さて、今回ご紹介する本は大塚義久著『暴風雨の雨水侵入から建物を守る本』です。

 

あらすじ…昨今の気象現象を考えると、被害は今後も増える可能性がある。暴風雨への対策は重要。実際に発生すると大きな被害となるからだ。

 

本書には、年に数回発生する大型台風やゲリラ豪雨などから、建物が受ける影響を防ぐための建物修繕についてまとめてあります。

 

まさに、豪雨の多い今こそ読むべき本だと感じました。もちろん、こうなる前に読んでおいた方がいいとは思いますが、今、身をもって雨水侵入の被害に遭われている方もおられるかと思います。

 

そういった方々に、是非読んでもらいたい一冊でした。

 

建物被害には、三つの分類が出来ると著者は言っています。

  • 経年劣化により建物の防水性能が低下したことによる雨漏り。
  • 施工不良があり建物の工事や材料の不備による雨漏り。
  • 以上2つにはなんら該当しないが、ある一定の気象状況のときだけの雨漏り。

 

本書には、①や②に該当しない③に関する雨漏りについて、詳しく解説していますので、興味を持たれた方が是非お読みください。今治中央図書館に1冊あります。

2023年07月14日本の紹介| 投稿者:tadatada

『かくしておきたい? あの名城のヒミツ ざんねんなお城図鑑』を読んで。

設計室の多田です。

 

今日は七夕ですね。夜はあいにくの雨予報ですが、織姫と彦星の伝説に思いを馳せてみたいと思います。

 

さて、今回ご紹介する本はおぐし篤イラスト、かみゆ歴史編集部編『かくしておきたい? あの名城のヒミツ ざんねんなお城図鑑』です。

あらすじ…さっそくですが、日本にお城がいくつあるかご存知ですか? 300ぐらい? 1000ぐらい? いえいえ、全国には3~4万程度の城があるといわれています。本書は、“ざんねん”な進化を遂げてしまったお城や、城と戦国武将の“ざんねん”な関係性を、おもしろおかしくみていこうという企画です。

 

お城って大昔の建物という感じがしますが、まだ400年余りしか経っておりません。もちろん、その間に、改修や建て替え、模様替えはしております。

 

私もお城は建てるのが大変だから、そんなに造られてはいないだろうと思っていたのですが、まさか、3万~4万ものお城が建てられていたとは驚きです。

 

昔と今とでは用途が全然異なり、お城がランドマークとなっている都市もあり、平和な世の中となって良かったなぁと思います。

 

これを読んで初めて知ったのですが、福井県では城跡地に県庁が建てられていたのには驚きました。

 

今治市にも今治城がありますが、残念ながらこの本には載っておりませんでした。

 

筆者のお城愛が溢れており、お城の魅力を再発見できる良い本でした。

2023年07月07日本の紹介| 投稿者:tadatada

今治の工務店 壇ふみさんのエッセイ 若々しくて楽しいね

二月に一度、VISAの情報誌が送られてきます。

いつも楽しみに読ませて頂いているのが、

壇ふみさんのエッセイ「元気のダンドリ」

若々しくて、楽しいです。

「エッセイ」という言葉は、もともとフランス語で、「試み」という意味だそうです。

 

壇ふみさんは1954年生まれですので、69歳です。私よりも歳上ですが、

毎回若々しい試みをエッセイに書かれてます。

題名は「雑草という名の草はない」とにかく愉快爽快ですね。

ますますのご活躍をお祈りします!!

2023年07月01日本の紹介| 投稿者:重松 宗孝重松 宗孝

『しくみ図解 高層建築が一番わかる 建設・保守・解体を基礎から学べる』を読んで。

設計室の多田です。

 

1年もほぼ半分が終わってしまいましたね。これから暑い日がしばらく続きますが、体調管理に気を付けて頑張りたいと思います。

 

さて、今回ご紹介する本は五十嵐太郎、佐藤考一、朝吹香菜子、椚座基道著『しくみ図解 高層建築が一番わかる 建設・保守・解体を基礎から学べる』です。

あらすじ…21世紀に入り、ますます高層化が促進され、その重要性が増しています。と同時に、既に存在する高層建築物をどう長く使い続けていくかも課題になるでしょう。この本は、高層建築の基本的な知識を知りたい人に向けて執筆されました。様々なトピックを取り上げているので、どこからでも気軽に読み始めていただければ幸いです。

 

本書は、高層建築物の多面的な側面を図解入りで解説したものです。

 

近年は、100メートル級の建物も珍しくなくなってきましたが、どんな建築物にもいずれ寿命は訪れます。

 

最近、NHKの番組で「解体キングダム」というのをやっているのですが、高層建築物の解体は観ていて面白いですね。

 

あんな大きなモノが、なんとまあ見事に綺麗に解体されていくものだと、圧巻の一言に尽きます。

 

将来、東京タワーも解体されるのでしょうが、一体どのようにして解体していくのか、果たして観られるのかはわかりませんが、建築だけではなく、解体にも注目して建築物を観たいなと思いました。

2023年06月30日本の紹介| 投稿者:tadatada

『日本伝統の町 重要伝統的建造物保存地区62』を読んで。

設計室の多田です。

 

弟と丸源ラーメンを食べに行きました。以前行ったときは肉そばを食べたのですが、今回は磯海苔塩ラーメンを食べました。全て美味しかったのですが、特に太めのシナチクがとても美味しかったです!

 

さて、今回ご紹介する本は河合敦監修『日本伝統の町 重要伝統的建造物群保存地区62』です。

あらすじ…そこには、時間の止まった日本がある。故郷へ帰ってきたような、そんな心やすらぐ旅ができる町並みガイド。

 

本書は、全国各地の重要伝統的建造物群保存地区について、美しい写真と共に解説しています。

 

普段は意識して町並みを観ていなかったのですが、ここも重要伝統的建造物群保存地区だったんだ! という場所もあり、勉強になりました。

 

古き良き日本の風景も、どんどんなくなっていっていますが、こうして残していく活動をしていくことも大切だなと思いました。

 

永遠に現存する建物は絶対に出来ないと思いますが、私も住んでいる家を大事にしていきたいなと思いました。

2023年06月23日本の紹介| 投稿者:tadatada

『夢のとびら、笑顔のいりぐち。幸せ家族の家づくり』を読んで。

ジメジメ蒸し暑くなってきました。今年はエアコンがついて初めての夏ですから、去年と違って過ごしやすいかなと思っています。

 

さて、今回ご紹介する本は夢ハウス著『夢のとびら、笑顔のいりぐち。幸せ家族の家づくり』です。

あらすじ…自然を愛し、木の家と出会い、思う存分暮らしを楽しむ。夢をかなえた10家族のものがたり。

 

本書は、夢ハウスが建てた家に住む、10家族のインタビュー記事をまとめた本です。

 

「株式会社夢ハウス」は、新潟県に本社を置く会社です。主な事業は、一般住宅・アパート・店舗の設計及び施工、宅地開発の企画・設計及び不動産コンサルタント、建築資材の輸入・販売及び製材・プレカット加工、です。

 

愛媛には、支社はありません。なので、私はこの本を読んでその存在を初めて知りました。

 

この会社は、木造建築物を建てることを得意としており、自社工場で木材を製材し、設計から施工まで一貫して行っています。

 

PHP研究所が発行しており、建築本といえば「PHP研究所」や「エクスナレッジ」だなと思いました。

 

自社技術を本にして広めるのも、営業戦略の一つだなと思います。ただ、今はあまり営業戦略としては向いてないかなと感じました。

2023年06月16日本の紹介| 投稿者:tadatada

『あたたかい暮らしのヒミツ』を読んで。

設計室の多田です。

 

目の衰えを感じるようになってきました。自身の身体は替えの利かない一品もの、大事にしたいですね。

 

さて、今回ご紹介する本は旭化成建材快適空間研究所著『あたたかい暮らしのヒミツ』です。

あらすじ…あたたかい暮らしとは何か?それは、心も体も懐もあたたかい暮らしです。あたたかい暮らしを成り立たせるには、あたたかいい空間をつくる必要があります。その重要な物差しとなるのが、「温度」「湿度」「気流速」「表面温度」。それを適正な数値とするには、「断熱」「気密」「換気」「日射」「通風」「温度湿度調整」というレシピを考えなければなりません。

 

本書は、あたたかい暮らしとは何か、とことん追求して読者に分かりやすいようにまとめられた一冊です。

 

前回の本の中でも、室内環境が一定に保たれていることが大事だと語られていましたが、今回の本もそれに似た感じでした。

 

私は耐震担当ですので、耐震性を最重要視してしまうのですが、一般にはあたたかい空間を作ることこそ、最も暮らしやすい家づくりであるみたいです。

 

多くの人にとって家は長年住む場所ですから、そうした家づくりをテーマに家を建てられるのが、一番良いのかもしれませんね。

2023年06月09日本の紹介| 投稿者:tadatada
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