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本の紹介
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『しくみ図解 高層建築が一番わかる 建設・保守・解体を基礎から学べる』を読んで。

設計室の多田です。

 

1年もほぼ半分が終わってしまいましたね。これから暑い日がしばらく続きますが、体調管理に気を付けて頑張りたいと思います。

 

さて、今回ご紹介する本は五十嵐太郎、佐藤考一、朝吹香菜子、椚座基道著『しくみ図解 高層建築が一番わかる 建設・保守・解体を基礎から学べる』です。

あらすじ…21世紀に入り、ますます高層化が促進され、その重要性が増しています。と同時に、既に存在する高層建築物をどう長く使い続けていくかも課題になるでしょう。この本は、高層建築の基本的な知識を知りたい人に向けて執筆されました。様々なトピックを取り上げているので、どこからでも気軽に読み始めていただければ幸いです。

 

本書は、高層建築物の多面的な側面を図解入りで解説したものです。

 

近年は、100メートル級の建物も珍しくなくなってきましたが、どんな建築物にもいずれ寿命は訪れます。

 

最近、NHKの番組で「解体キングダム」というのをやっているのですが、高層建築物の解体は観ていて面白いですね。

 

あんな大きなモノが、なんとまあ見事に綺麗に解体されていくものだと、圧巻の一言に尽きます。

 

将来、東京タワーも解体されるのでしょうが、一体どのようにして解体していくのか、果たして観られるのかはわかりませんが、建築だけではなく、解体にも注目して建築物を観たいなと思いました。

2023年06月30日本の紹介| 投稿者:tadatada

『日本伝統の町 重要伝統的建造物保存地区62』を読んで。

設計室の多田です。

 

弟と丸源ラーメンを食べに行きました。以前行ったときは肉そばを食べたのですが、今回は磯海苔塩ラーメンを食べました。全て美味しかったのですが、特に太めのシナチクがとても美味しかったです!

 

さて、今回ご紹介する本は河合敦監修『日本伝統の町 重要伝統的建造物群保存地区62』です。

あらすじ…そこには、時間の止まった日本がある。故郷へ帰ってきたような、そんな心やすらぐ旅ができる町並みガイド。

 

本書は、全国各地の重要伝統的建造物群保存地区について、美しい写真と共に解説しています。

 

普段は意識して町並みを観ていなかったのですが、ここも重要伝統的建造物群保存地区だったんだ! という場所もあり、勉強になりました。

 

古き良き日本の風景も、どんどんなくなっていっていますが、こうして残していく活動をしていくことも大切だなと思いました。

 

永遠に現存する建物は絶対に出来ないと思いますが、私も住んでいる家を大事にしていきたいなと思いました。

2023年06月23日本の紹介| 投稿者:tadatada

『夢のとびら、笑顔のいりぐち。幸せ家族の家づくり』を読んで。

ジメジメ蒸し暑くなってきました。今年はエアコンがついて初めての夏ですから、去年と違って過ごしやすいかなと思っています。

 

さて、今回ご紹介する本は夢ハウス著『夢のとびら、笑顔のいりぐち。幸せ家族の家づくり』です。

あらすじ…自然を愛し、木の家と出会い、思う存分暮らしを楽しむ。夢をかなえた10家族のものがたり。

 

本書は、夢ハウスが建てた家に住む、10家族のインタビュー記事をまとめた本です。

 

「株式会社夢ハウス」は、新潟県に本社を置く会社です。主な事業は、一般住宅・アパート・店舗の設計及び施工、宅地開発の企画・設計及び不動産コンサルタント、建築資材の輸入・販売及び製材・プレカット加工、です。

 

愛媛には、支社はありません。なので、私はこの本を読んでその存在を初めて知りました。

 

この会社は、木造建築物を建てることを得意としており、自社工場で木材を製材し、設計から施工まで一貫して行っています。

 

PHP研究所が発行しており、建築本といえば「PHP研究所」や「エクスナレッジ」だなと思いました。

 

自社技術を本にして広めるのも、営業戦略の一つだなと思います。ただ、今はあまり営業戦略としては向いてないかなと感じました。

2023年06月16日本の紹介| 投稿者:tadatada

『あたたかい暮らしのヒミツ』を読んで。

設計室の多田です。

 

目の衰えを感じるようになってきました。自身の身体は替えの利かない一品もの、大事にしたいですね。

 

さて、今回ご紹介する本は旭化成建材快適空間研究所著『あたたかい暮らしのヒミツ』です。

あらすじ…あたたかい暮らしとは何か?それは、心も体も懐もあたたかい暮らしです。あたたかい暮らしを成り立たせるには、あたたかいい空間をつくる必要があります。その重要な物差しとなるのが、「温度」「湿度」「気流速」「表面温度」。それを適正な数値とするには、「断熱」「気密」「換気」「日射」「通風」「温度湿度調整」というレシピを考えなければなりません。

 

本書は、あたたかい暮らしとは何か、とことん追求して読者に分かりやすいようにまとめられた一冊です。

 

前回の本の中でも、室内環境が一定に保たれていることが大事だと語られていましたが、今回の本もそれに似た感じでした。

 

私は耐震担当ですので、耐震性を最重要視してしまうのですが、一般にはあたたかい空間を作ることこそ、最も暮らしやすい家づくりであるみたいです。

 

多くの人にとって家は長年住む場所ですから、そうした家づくりをテーマに家を建てられるのが、一番良いのかもしれませんね。

2023年06月09日本の紹介| 投稿者:tadatada

『家族の健康を守る家』を読んで。

設計室の多田です。

 

6月になりましたね。今週早々に梅雨入りし、レインコートを着ての通勤に鬱々としております。

 

さて、今回ご紹介する本は深谷賢司著『家族の健康を守る家』です。

あらすじ…アレルギー、冷え性、風邪をひきやすい、ヒートショック……引っ越し9回の脳神経外科の専門医が真剣に考えた、健康に暮らせる家づくりへの提言。

 

本書は、建築の専門家ではないけれど、家のことについて真剣に考えた脳神経外科の専門医が思う、家族を守る家とは何かを語っている本です。

 

本書を読んでまず思ったのが、この人すごい子沢山なのだなということです。子供の数はなんと9人。その内5人は今の家で授かったそうです。

 

家の話と全く無縁の話ではないかと思われるかもしれませんが、子どもが沢山産めるというのは、夫婦が健康で過ごしやすい家だからこそ、だともいえるのではないかと思います。

 

全8章で構成されているのですが、第一章では自宅で出産した話が語られており、著者が自分で赤ん坊を取り上げたそうです。

 

その時に、著者の妻が思っていたのが、この家で生まれてきてよかったぁ、もしも、実家の冷たい床の上だったら、私の身体はすっかり冷えていただろう。生まれてくる赤ちゃんも、寒い部屋に放り出されるところだった。暖かいこの家で産めて良かったぁ……、だったそうです。

 

著者の家は、ソーラーサーキットの家という外断熱という工法で、家全体を断熱材で覆うという技術が採用されているそうです。

 

著者の考える良い家とは、『健康的に暮らせる快適な家』だと書かれていました。

 

お客様各々がそういった家を建てる上でのテーマを決めることは、とても大切なことであり、そのテーマに沿った建てる会社選びも重要だと感じました。

2023年06月02日本の紹介| 投稿者:tadatada

『石油化学建材に頼らない、長く使える家「あたり前の家」がなぜつくれないのか?』を読んで。

設計室の多田です。

 

中心業務である耐震診断業務や耐震改修設計業務が忙しくなってきました。良い設計提案が出来るように頑張りたいと思います。

 

さて、今回ご紹介する本は塩地博文・大菅力企画、渡辺慎一写真『石油化学建材に頼らない、長く使える家「あたり前の家」がなぜつくれないのか?』です。

あらすじ…私もやっと「あたり前の家づくり」をはじめられました。

 

本書は、石油化学建材に頼らない、長く使える家「あたり前の家」がなぜつくれないのか? について、様々な角度からアプローチして説明し、「あたり前の家」とは何なのか、どうすればそんな家が作れるのかについて綴られています。

 

本書は、昨今の家づくりは石油化学建材にまみれていてそうした材料がシックハウス症候群をもたらしていると警鐘を鳴らしています。

 

本書を読むと、本書が考える「あたり前の家」なんてほとんどないのではないかと思わされてしまいます。

 

「あたり前の家」づくりをする為には、私たち企業ももちろん考えなければなりませんが、建て主の方々も考えなければならないと書かれていました。

 

企業として、利潤を考えることは当たり前のことですが、そうした誰でもわかるような「あたり前の家」づくりを考えていくことも、企業として大切なことなのだと思いました。

2023年05月26日本の紹介| 投稿者:tadatada

『いい階段の写真集』を読んで。

設計室の多田です。

 

今週の土曜、日曜はよしうみバラ祭りがあります。沢山の美しいバラが咲いていますので是非遊びに来ていただければ幸いです。

 

さて、今回ご紹介する本はビルマニアカフェ著、西岡潔写真『いい階段の写真集』です。

あらすじ…非日常へといざなうらせん階段、優雅な手すりに見る職人技、美しい段裏……めくるめく階段の世界へようこそ。

 

本書は、階段にスポットを当てて、日本全国の様々な階段を写真付きで解説している本です。

 

この本を見つけた時、そういえば階段にスポットを当てた本は読んだことないなと思い手に取りました。

 

今回取り扱っている階段は、見学不可となっているものが多く含まれており、実際に見るのは難しいものばかりです。

 

『階段』と一口に行っても、全国にはユーモラスな階段が数多く存在するのだなと思いました。

 

やはり、有名建築家が設計した建築物にある『階段』にも、その建築家の個性が現れているものなのだなと感じました。

 

また、その階段を作っている職人も凄いと思いました。そんな階段、作れるわけがないと思えるようなモノまで手作りで一から作っているというので、すさまじいと思いました。

2023年05月19日本の紹介| 投稿者:tadatada

『小さな家のすごい工夫』を読んで。

設計室の多田です。

 

ゴールデンウィーク休暇が終わりました。最近、坊っちゃん文学賞に挑戦するべく、4000字以内のショートショートを考えております。毎日の100文字小説更新でアイディアは枯渇しておりますが、まだ何か残されている……はず。

 

さて、今回ご紹介する本は新井聡ほか著『小さな家のすごい工夫』です。

あらすじ…実際の面積以上の広さを感じる家づくりで重要なのは、「抜け」「奥行き」「兼ねる」。どんな狭小敷地でも、工夫すれば快適に暮らすことができるのです。人気建築家に徹底取材した小さな家の贅沢な工夫を大公開!

 

本書は、小さな家でいかに快適に過ごせるようになるかを有名建築家たちが考え、その工夫を書き著した一冊です。

 

田舎において、この小さな家をいかに快適に過ごせるかを考える工夫というのは、それほど深く掘り下げて考えることはないので、こういった本を読むことで見識を広げることは重要なのではないかと思いました。

 

以前読んだ本にも書かれていましたが、土地が狭いからといって、必ずしも2階建てや3階建ての建物を建てることが良いというわけでもないみたいです。

 

小さな家を建てるからこその工夫が色々と書かれており、割と読みやすい本でした。

 

小さな家づくりで重要な三要素、「抜け」(視線が抜ける)「奥行き」(奥行き感を出す)「兼ねる」(用途を兼ねる)、この三つはしっかりと頭に叩き込んでおこうと思いました。

2023年05月12日本の紹介| 投稿者:tadatada

『ライト式建築』を読んで。

設計室の多田です。

 

今日はゴールデンウィーク休暇中なので、4月27日にブログを書きました。コロナも5月8日から5類に格下げされますが、ゴールデンウィーク中に高速道路が休日割引適用外なのは解せません。

 

さて、今回ご紹介する本は井上祐一・小野吉彦著『ライト式建築』です。

あらすじ…近代建築の巨匠が日本に遺したDNA。帝国ホテルや自由学園だけではない、ライトの建築哲学の真髄を受け継いだ弟子たちによる日本各地の名建築を、オールカラーで一挙紹介!

 

本書は、ライトの建築哲学を受け継いだ弟子による「ライト式建築」に焦点を当てて、詳しく紹介した本です。

 

フランク・ロイド・ライトは、ル・コルビュジエ、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエとともに、「近代建築の三大巨匠」の一人と呼ばれていますが、そのライトの建築様式を受け継いだ弟子たちが建てた建築物をこれでもかと紹介されていて、読んでいるだけでおなか一杯になりました。

 

日本でも、これだけ影響を与えているライトの建築はやはりすごかったんだなあと思いました。

 

私も、名建築に触れて、見て、触って、感じて、見識を拡げたいなと思いました。

2023年05月05日本の紹介| 投稿者:tadatada

『新・美術空間散歩』を読んで。

設計室の多田です。

 

【推しの子】というアニメ、面白いですね。主題歌になっているYOASOBIの「アイドル」という曲も、中毒性がありますね。もしかしたら、今期の覇権アニメになるかもしれません。

 

さて、今回ご紹介する本は青野尚子著『新・美術空間散歩』です。

あらすじ…一度は行っておきたい、日本のアート空間54。アート空間を楽しむためのミュージアムガイド。

 

本書は、著書が実際に行ってみて感じたことについて、写真を交えて紹介している本です。

 

日本の美術館なのでほとんどは日本人建築家が設計していますが、その設計者は世界でも有名な方が数多く居ました。

 

今治市大三島にある今治市伊藤豊雄建築ミュージアムも紹介されていて、地元民として嬉しい気持ちになりました。

 

前に世界の美術館について紹介されている本を読んで、世界の美術館はすごいと思いましたが、日本の美術館も負けていないと感じました。

 

国内旅行をまともにしていないので、これまで読んできた本の中で紹介されていた美術館巡り、寺社仏閣巡り、水族館巡り、といった何か一つテーマを決めて旅行してみるのも楽しいかもしれないなと思いました。

2023年04月28日本の紹介| 投稿者:tadatada
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