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『おもしろサイエンス 木造建築の科学』を読んで。

設計室の多田です。

 

気温が急激に下がり、季節が一気に進んだ気がします。こうした気候の変化に身体がついていけていないのか、少ししんどさを感じます。

 

さて、今回ご紹介する本は高層建築研究会編著『おもしろサイエンス 木造建築の科学』です。

あらすじ…「木」は生き物で、多数の細胞からなり、その一つひとつに空気や湿気をためて外からの力にバランス良く抵抗します。ですから上手に使えば大変強く、そして長持ちし、しかも自然の風合いをもった建物ができるのです。

 

本書は、木材の種類、木材を加工した製材の種類、木造建築の工法・種類、腐敗と長期保存と木造建築、地震と木造建築、といったことが書かれています。

 

木造建築の本もいくつか読んできましたが、この本は特に木造建築の工法について重点を置いて書かれていました。

 

現在の木造軸組工法は、戦後の木材の不足をどうにか補おうとして誕生しました。

 

筋交いが登場したのも、戦後になってからです。昔の建て方は、太い木材を大量に使うことで丈夫な建物としていたためです。

 

つまり、木造軸組工法というのは、〝ハングリーの中の工夫〟から誕生したものと言えます。

 

さらに、その後、柱や梁の接合部分に金物を使って強度を増す工夫もなされ、現在の木造軸組工法となりました。

 

弊社でも、より安全、より快適な家づくりをお届け出来るように頑張っていきます。

2022年10月14日本の紹介| 投稿者:tadatada
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