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本の紹介
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『今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしいエコハウスの本』を読んで。

設計室の多田です。

 

花粉がひどいですね。事務所にいる時はあまり感じませんが、出退勤中は強く花粉を感じ目がシパシパします。早く終わって欲しいものですね。

 

さて、今回ご紹介する本は鈴木八十二監修エコハウス検討委員会編『今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしいエコハウスの本』です。

あらすじ…エコハウスは、地域の気候風土、敷地の条件、住み方に応じた自然エネルギーの最大活用、さらに、地域の材料を使うなど、環境に負担をかけない地球にも家庭にも優しい省エネ住宅を指します。

 

本書は、住みやすい社会や家を創る為に、自然や素材、人間の知恵や地球環境などを最大限に生かす為にどうすべきか書かれた本です。

 

エコハウスにもいろいろあり、例えばオール電化型住宅、高気密型住宅、スマート型住宅、パッシブ型住宅、設備型住宅、などがこれに当たります。

 

政府は長期優良住宅の建設を政策として推し進めていますが、これもエコハウスに入るのではないかと思います。

 

世界ではカーボンニュートラルの実現が取りざたされていますが、その実現の為にも家をエコハウスとするのは欠かせません。

 

現代の私たちの暮らしも大切ですが、未来の人々の暮らしも考えられるようになりたいと思いました。

2023年03月10日本の紹介| 投稿者:tadatada

『基礎からわかる建築材料と維持管理の知識』を読んで。

設計室の多田です。

 

今日は桃の節句ですね。小学校、中学校時代に給食の時間でひなあられが毎年出ていたのは懐かしい思い出です。

 

さて、今回ご紹介する本は小林敏男著『基礎からわかる建築材料と維持管理の知識』です。

あらすじ…「維持管理力」をつけよう! そのトラブル、どうして起こった? なぜ建材が劣化するの? 建材の長所短所を理解して、日々のチェックポイント、必要な対策を知る一冊。

 

本書は、鹿島建設にて30年間最前線で多くの建築工事に従事してきた著者が、「維持管理力」を身に付けるために知るべき建材の理解を深める為の本です。

 

これを読んでみると、聞いたことはあるけれど、本質をちゃんと理解できていない、というような建築材料に関する知識がたくさん載っていました。

 

コンクリート、プラスチック、金属の材料に関する知識は特にページを割いて書かれており、それだけ著者が慣れ親しんできたのだろうなと思いました。

 

私は実務では主に木造住宅の耐震診断、耐震改修設計をやっているので、コンクリートや金属、プラスチックに関して知識を深めることも大事かと思いますが、本書の後半に載っていた、木材やセラミックス、石材、ガラス材、ボード材の知識を深めようと思いました。

 

特に木材に関しては、木造住宅の骨格ですので、もっと知識を深めていこうと思いました。

2023年03月03日本の紹介| 投稿者:tadatada

『テッコツ! 知られざる鉄骨の世界』を読んで。

設計室の多田です。

 

この間、財布を新調しました。二つ折りの黒の皮財布。大切に使って行こうと思います。

 

さて、今回ご紹介する本は杉山忠義著『テッコツ! 知られざる鉄骨の世界』です。

あらすじ…東京スカイツリーを手がけた鉄工所がテッコツ仕事の魅力を大公開! 建造物の外側からは見えない歴史に残る大仕事。

 

本書は、鉄骨加工の仕事の魅力を、東京スカイツリーや鶴岡市立加茂水族館などの巨大建築物の事例をもとに紹介しています。

 

前に、テレビ局員の立場から見た東京スカイツリー誕生物語の話を読みましたが、今回は「イタガキ」という鉄工所の立場から見た東京スカイツリー誕生秘話が書かれていました。

 

東京スカイツリーの鉄骨は、あれほど巨大な建造物ですが、一つとして同じ鉄骨はなく、一つ一つに詳細な鉄骨デザイン・設計がなされていたみたいです。

 

図面だけでなく、製品検査のレベルも厳しく、イタガキで出来上がったパーツ一つ一つを大元の設計施工業者である日建設計や大林組の担当者が直接会社に出向いてチェックをしていたそうです。

 

また、業者が多く、自分の担当する工区の作業が他の業者との兼ね合いで思うように進まなかったそうです。

 

現場は大きくなればなるほど出入りする業者も多くなりますが、その中で作業する関係者はそれぞれが抜群の連携が取れていないとうまく事は運ばないということを知りました。

 

私も、工務や営業の方々と連携をうまく執って、業務を進めていけるようになろうと思いました。

2023年02月24日本の紹介| 投稿者:tadatada

今治の工務店 「青春の残照は消えず」 戒田順 松山南高出身

先日、戒田順さんから本が送られてきました。

戒田順さんは、愛媛経済同友会の大先輩です。

戒田順さんは、エレベーター会社の相談役さん。なぜ、本を???

なんと、戒田順さんは若い頃、脚本家を目指しておられたとのこと。

20代前後に書かれた南海放送のラジオドラマの脚本8本を一冊に

まとめられた本でした。なんと、1959年(昭和34年)〜62年(昭和37年)の作品。

私が生まれた年の作品ではありませんか。

どの作品も、戦争の傷跡の残る、切なさと哀愁と感傷の漂うものでした。

特に、「ある心の風景」は動物園が浮かんできました。

素晴らしい本を送って頂きありがとうございました。

 

戒田順さんは、松山南高時代に、コラムニストの「天野祐吉」氏に

手ほどきを受けたそうです。

他に、松山南高出身で言えば、映画監督の「伊丹十三」さん

そして忘れてならないのは、砥部病院院長で、松山南高同窓会会長の「中城敏」先生。

 

そして、もう一人・・・「重松三枝」

※この方の写真は都合により、割愛させて頂きます。

2023年02月18日本の紹介| 投稿者:重松 宗孝重松 宗孝

『家づくりの裏ワザアイデア図鑑 逆転の発想が暮らしを豊かにする』を読んで。

設計室の多田です。

 

値上げラッシュが続いていますね。値上げにも良い値上げと悪い値上げがありますが、今回の値上げラッシュは完全に悪い値上げですね。暮らしが豊かになる値上げとなって貰いたいものです。

 

さて、今回ご紹介する本はソフトユニオン編著『家づくりの裏ワザアイデア図鑑 逆転の発想が暮らしを豊かにする』です。

あらすじ…本書の工夫を実践すると、狭い家も広々と暮らせます。家族の距離がぐっと縮まります。家にいることが楽しくなります。

 

本書は、快適で心地よい住まいである為の、ちょっとした工夫が書かれた本です。

 

全5章に分けられ、1章では移動空間、2章では部屋、3章ではキッチンと収納、4章では水回り、5章では外回りについて書かれていました。

 

誰もが出来るのに、ちょっとした気づきが必要な工夫が数多くあり、例えば浴室ドアは万一の事故に備えて非常用の外開き扉付きの内開き扉にする、トイレのドアに収納を兼ねさせる、など目からウロコな内容でした。

 

お客様の要望を叶えるために、それはどうすればよいかを常に考え、アイデアを出していく為には、こうした基本的な豆知識がないと提案できないなあと思いました。

 

このような本からも様々な知識を吸収して、これからの仕事に生かしていきたいと思います。

2023年02月17日本の紹介| 投稿者:tadatada

『世界のアーケード』を読んで。

設計室の多田です。

 

今日は海の安全記念日です。2001(平成13)年の今日、愛媛県立宇和島水産高校の実習船えひめ丸が、ハワイ沖で米国原子力潜水艦に衝突されて沈没してしまう海難事故が発生しました。この追悼の意を表して、全国水産高校長協会が記念日として制定しているそうです。

 

さて、今回ご紹介する本は写真アフロ、テキスト水野久美著『世界のアーケード』です。

あらすじ…19世紀にイタリア、フランスの都市に高いガラス屋根を架けた通り抜けの商店街が出現し、泥や雨で汚れる心配なく快適にショッピングできる歩行者にとって快適な場所として人々に絶大な人気を得た。この空間はアーケードと呼ばれ、ヨーロッパをはじめとして世界各国に造られている。

本書では、都市の散策やウインドウショッピングの楽しみを大いに高めてくれ、建築物としても魅力あふれる華麗なる世界のアーケードの数々を紹介する。

 

本書は、世界の古き良き時代をつなぐタイムトンネルであるアーケードの魅力について写真と共に紹介している本です。

 

アーケードはフランスではパサージュ、イタリアではガレリアと呼ばれ、なかでも基礎となったのはパリのパサージュだそうです。

 

高校生の頃は、今治商店街をよく自転車で走り回っていましたが、時代を経るにつれて趣深い建築物になっていきますね。

 

世界のアーケードと比べると、日本のアーケード商店街は年代も新しいものが多いですが、やっぱり活気のある人通りの多いアーケード商店街は良いですね。

 

今治商店街もいいですが、私は松山銀天街の人が適度にわちゃわちゃしてる感じが好きです。

2023年02月10日本の紹介| 投稿者:tadatada

『最後の銭湯絵師 三十年の足跡を追う』を読んで。

設計室の多田です。

 

今日は2月3日、節分の日ですね。今日は恵方巻を食べようと思います。恵方は南南東みたいです。

 

さて、今回ご紹介する本は町田忍著『最後の銭湯絵師 三十年の足跡を追う』です。

あらすじ…現役銭湯絵師はすでに2名のみ、今よみがえる消えた富士山ペンキ絵ほか、貴重な画を多数紹介。

 

本書は、30余年に渡って銭湯のペンキ絵を撮影してきた著者が、その歴史と共に写真を紹介しています。

 

東京の銭湯といえば、富士山のペンキ絵というのは、誰もが知るところだと思いますが、あのペンキ絵、わずか1年で書き替えられているそうです。

 

しかも、銭湯を休業させるわけにはいかないので、ペンキ絵師の方々は数時間で書き終えなくてはいけない、とても大変な仕事です。

 

銭湯のペンキ絵を専門に描くことを職業にしている現役の絵師はわずか2名(2013年現在)となっているそうで、風前の灯となっているみたいです。

 

銭湯の数自体もどんどん減っている現在では、銭湯のペンキ絵だけを専門に描いても食っていけないのだろうなと思いました。

 

東京が発祥の富士山のペンキ絵は、大正元年に神田猿楽町にあったキカイ湯で最初に描かれたそうです。

 

そこの3代目のご主人、東さんの証言によると、2代目の東雄三郎がお客として来る子供たちに喜んで入浴してもらう目的で、画家の川越広四郎に依頼して壁に絵を描いてもらったところ、富士山を描いたそうです。

 

私も、この本に出てくる職人さんたちのように日々研鑽を積んで、技術を磨きたいと思います。

2023年02月03日本の紹介| 投稿者:tadatada

今治の工務店 田舎暮らしの本 第11回「住みたい田舎」今治市第1位独占

田舎暮らし2月号です。

 

 

昨年は、若者部門が2位でしたが、今年は全て1位。第1位独占です。素晴らしい。

しまなみ振興課渡部泰生さん、頑張っておられますね。素晴らしい。

今朝の「しまなみの杜リゾート」での今治市倫理法人会出張モーニングセミナーで

横の席に座らせて頂きました。

伊藤料理長様の素晴らしい講話と美味しいお料理を頂きました。

ありがとうございました。

 

重松建設の不動産部 ERA愛媛不動産情報も移住者の

今治での購入、賃貸の物件情報に協力させて頂いてます。

2023年02月01日お知らせ| 投稿者:重松 宗孝重松 宗孝

『松山城の秘密 城と藩主と城下の基礎知識』を読んで。

設計室の多田です。

 

今週はとても寒かったですね。10年に一度の最強寒波の名は伊達じゃありませんでしたね。

 

さて、今回ご紹介する本は土井中照著『松山城の秘密 城と藩主と城下の基礎知識』です。

あらすじ…松山城のお殿様はどう移り変わっていったのか? 松山城を治めた全一四代の将軍を一挙解説。

 

本書は、松山城の成り立ちから、そこを治めた将軍、その頃の時代背景など、松山城に関することをぎゅっと詰め込んだ一冊となっています。

 

作者の土井中さんは今治市出身で、親近感をもって読めました。

 

松山城領主で有名な加藤嘉明はもとより、それぞれの代の将軍が何年治めて、どんなことをしたのかが詳しく書かれており、愛媛県民なら知っておいて無駄ではないと思いました。

 

伊予弁として、「よもだ」「はせだ」が紹介されていました。「よもだ」は「しらばくれる」「知らぬ顔をする」「とぼけた無責任な様子」といったニュアンスで、「はせだ」は「仲間外れ」といったニュアンスです。

 

愛媛に住んでいるのに、どちらも初めて聞いた言葉でそんなに使うのかなと少し不思議に思いました。

 

私が今治市の大島に住んでいるからかもしれませんが。方言って、やっぱり難しいですね。

 

ここで、お知らせです。今治市がやっている今年度の木造住宅耐震診断費用に対する補助金の受付期限が、令和5年1月31日と迫ってきています。

 

・今治市内に存する昭和56年5月31日以前に着工された一戸建ての木造住宅

・枠組壁工法・丸太組工法・大臣等の特別な認定を得た工法の住宅でないもの

・地上階数が2以下で、延べ面積が500平方メートル以下のもの

・専用住宅(延べ面積の過半の部分が住宅の用途に供されている併用住宅を含む)

 

以上に該当する木造住宅は対象となりますので、是非診断されることをおススメします。

2023年01月27日お知らせ| 投稿者:tadatada

『世界の美しい住宅』を読んで。

設計室の多田です。

 

最近、歯ブラシを電動歯ブラシに変えてみました。歯ブラシを押し当てるだけで歯が綺麗になっていくのは不思議な感覚です。

 

さて、今回ご紹介する本は廣部剛司著『世界の美しい住宅』です。

あらすじ…モダニズムの名作住宅についてお話していくことは、数千年にわたる人類の営みからすると一瞬の出来事であるかもしれない。しかし、そこにはそれを導く時代背景があり、技術革新があり、そして何よりその建築を生み出した建築家の人間性がある。

 

本書は、1920年代~1970年代までの世界各国の有名建築家が設計した住宅が紹介されています。

 

世界各国とは言っても、その多くはヨーロッパとアメリカに固まっています。これはやはり、当時の建築先進国がヨーロッパやアメリカだったからだろうなと思います。

 

こういった有名建築家の住宅は、何度か教科書などで目にしたことはありますが、実際に実物を見たことはありません。

 

現代は世界を旅することも可能ですが、なかなかそこまで踏み切る勇気はないです。写真で我慢します。

 

レベルが違い過ぎて、ただ凄いなという感想しか持てないので、やはり日本の一般住宅をもっと勉強しようと思います。

 

ここで、お知らせです。今治市がやっている今年度の木造住宅耐震診断費用に対する補助金の受付期限が、令和5年1月31日と迫ってきています。

 

・今治市内に存する昭和56年5月31日以前に着工された一戸建ての木造住宅

・枠組壁工法・丸太組工法・大臣等の特別な認定を得た工法の住宅でないもの

・地上階数が2以下で、延べ面積が500平方メートル以下のもの

・専用住宅(延べ面積の過半の部分が住宅の用途に供されている併用住宅を含む)

 

以上に該当する木造住宅は対象となりますので、是非診断されることをおススメします。

2023年01月20日お知らせ| 投稿者:tadatada
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